ご意見等
入院はお産以降のもので、入院→手術→リハビリ→退院で利用させていただきました。常日頃の多忙な折には、ゆっくり2~3日寝ていたいなと思っておりましたが、いざ手術等をして”自分で身体が自由に動かすことが出来ない”ということがどれだけ本当に不自由なのかつくづく考えさせられました。この状態にならないと分からないということも事実です。普通に何でも出来ることがどれだけ幸せかも思い知りました。
手術後のしばらく寝たきりの折に、ブザーで看護師さんを呼ぶことにも寝ている側からするとなかなか勇気のいる行動です。特に夜間とか、看護師助手?の方とかにお世話してもらう折りに”心の声”を口に出して言われる方がおられ、私にではなかったのですが、同室の方がトイレが近くて何回も呼ばれる方がいて「もう、私はまだせんなんことがいっぱいあるとに」「早く靴履いて」「また座る向きが違う」とにかく言葉がきつかったりで、同室の人も”録音しようかと思ってた!!”と言われるくらいでした。なので、その方も私もナースコールはギリギリ漏れそうなくらいまで我慢していました。本当に病人の身にならないと、この気持ちは分からないと思います。お世話してもらうことは本当にありがたく、よくしていただき感謝しかありません。なかにはこういう方もおられることをお伝えしたく、失礼とは思いましたが、ペンを取りました。回答は不要です。次回また入院等したときに解消されていれば幸いです。
当院の対応
この度は、不快な思いを抱かせてしまい大変申し訳ありませんでした。
コールを押すことを我慢させてしまったこと、スタッフの言葉で嫌な思いをさせてしまったこと、誠に申し訳ありませんでした。
日頃より言葉遣いや態度については研修を行い、指導も行っておりますが、このようなご意見が出たことを深く受け止め、スタッフにあらためて指導を行いました。
自分で動きたいけど動けない、人の力を借りなければならないことがどれだけ不自由なのか、立場を変えて考えられる、思いやりのあるスタッフに育てたいと思います。
いただいたご意見をもとに病棟スタッフ全員で話し合いをいたしました。基本的な勤務態度を確認する貴重な学びの機会となりました。
ご指摘ありがとうございました。