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ご意見等

 8月○日(日)午後7時ころ、家内(60歳)が腹痛(激痛)と下痢の訴えがあったため、貴院に電話にて受診依頼したところ、まず守衛さんが応対し、その 後に事務員と思われる男性の方が電話口で応対し、『原則的には、重症な患者さんしか診ることができないので、夜間急病センターに行ってください。』との返 答であった。
  日南市の救急診療システムとして、時間外の救急診療はなるべく夜間急病センターで診療をするということになっているのかもしれないが、患者の容態を診るこ ともできない電話口の応対で、しかも医師や看護師と代わるでもなく事務員と思われるものが、どうして重症患者か否かを判断できるのか、どのようにして重病 患者ではないと判断したのかなど、疑問に思わざるを得ず、納得がいかない。
  また、『夜間急病センターに行ってください。』と言っておきながら、その場所を問うと『自分も知らないのでちょっと待ってください。』と、しばらく電話口で待たされる羽目にあった。
  1分でも1秒でも早く診療をしてもらいたい患者側から感ずることは、宮崎県南部で唯一の県立病院であり地域の基幹病院でもありながら、貴院職員のその自覚 の希薄さと対応の稚拙さに腹立たしくもあり、管理者側の指導力を疑わざるを得ない事例であった。

当院の対応

 当日の電話対応は当直の医師が行いました。
 休日・夜間等における救急医療体制につきましては、地域の医療機関全体で役割分担しながら支え、維持していくことが必要とされています。このような中、当 院は入院を必要とする重症患者を受け入れる二次救急医療施設として位置づけられており、入院を必要としない初期救急患者につきましては、日南市初期夜間急 病センター等地域の医療機関との役割分担を行っているところです。
 また、当院でも、休日・夜間の救急センターの運営は、各診療科の医師が交代で行う病院当直医1名が兼ねて行っており、当院への初期救急患者の集中は、二次 救急を必要とする患者が必要とする医療を受けられないという事態も招きかねません。
 当地域の救急医療体制を安定的に確保するためにも地域の皆様のご理解ご協力をお願いいたします。