当院の研修の特色

県立日南病院臨床研修の特色

　当院は、日南・串間医療圏の中核病院として地域全体の医療・保険を担いつつ高次医療まで地域完結型の医療を提供する病院です。指導医・看護師・コメディカルスタッフを含め病院全体で研修医を育てる雰囲気があります。そんな県立日南病院での研修の特色をお伝えします。

０１　朝レクチャー

　毎朝、２０～３０分程度のレクチャーを行っています。指導医による診療の基本の講義や研修医同士で日々の学びをプレゼンテーションすることにより、知識や経験を共有し、病棟業務や救急外来で必要な知識を身につけます。

０２　マンツーマン指導

　当院の指導体制は、マンツーマン指導となっています。研修で回っている間に指導医との距離は密接となり、気軽に相談できる環境となっています。また、少人数であることを活かし、個々人に応じた研修が可能です。画一的な指導ではなく、柔軟に個人に応じた研修を提供することができます。また、当院は主要な診療科が揃っており、かつ診療科同士の垣根が非常に低いことも特徴です。若い専攻医の先生方も多く在籍しておりますので、業務のことから将来のキャリアまで相談できます。

０３　医療チームの一員として活躍できる

　当院は二次救急病院の側面を持ちながら、宮崎３県立病院の中で唯一地域包括ケア病棟があるなど、南那珂地域全体の医療・保険を担いつつ、高次医療まで地域完結型の医療を提供しています。当院の研修では、特に内科において主治医を任せられることがあります。入院から退院まで一貫して管理することで、実践的な医療を身につけることが可能です。指導医と患者の検査や治療方針についてディスカッションすることで、診療に必要な思考力が養われます。また、当直以外にも日中の救急外来の対応も研修医が行うことがあるため、臨床手技を行うチャンスが非常に多くあります。指導医がサポートしてくださいますので、不安なことがあればすぐに相談できます。