- 新生児集中ケア認定看護師
-
松下 瞳(2017年9月資格取得)
生まれてくる赤ちゃんの中には、出産予定日よりも早く・小さく産まれる赤ちゃんや、身体に病気を持って産まれてくる赤ちゃんがいます。
私の役割は、そのような赤ちゃんの病態変化を予測し、発達を促すケアを行っています。病態の改善だけでなく、健やかに発達し安心して自宅へ帰れるように、療養環境や日常ケアなどについて様々な視点から関わっていきます。また、医師や他領域の認定看護師、地域の保健師など他職種と協働しながらご家族が赤ちゃんとの関係を築けるよう、新しい家族のはじまりを支える存在でありたいと思っています。ご家族や医療スタッフとともに、常に最善の看護を追求していきます。
- 集中ケア認定看護師
-
堀口 彰一(2015年 取得)
現在、HCUに勤務しています。集中ケア認定看護師の役割は、生命の危機状態にある患者さんの生命を守るとともに、最高の安楽を提供すること、そして急性期の時期から退院後の生活を見据えたケアを提供することです。日々、高度化する医療に対応できる専門的知識と技術を研鑽しながら、患者さんやご家族に希望の光が見出せるようなケアに尽力していきたいと思っています。
- 感染管理認定看護師
-
谷口 浩子(2017年資格取得)
患者さんをはじめ病院を訪れるすべての人を感染から守り、職員も感染しない環境づくり、安全な医療と安心できる看護の提供を目指した活動を行います。医師・薬剤師・検査技師など多職種連携のもと組織横断的に活動を行っていきます。
また、薬剤耐性菌の発生状況や職員の手洗い状況などをサーベイランス(動向調査)し、感染対策における指導と感染対策の推進、マニュアルの整備、ラウンドによる感染対策の実践状況の確認、相談、病院環境整備などの感染管理活動を行っていきたいと考えています。
- 慢性心不全看護認定看護師
-
上野大助(2014年資格取得)
心筋梗塞や高血圧、弁膜症や心筋症など、あらゆる循環器疾患を原因として心不全といわれる病態があります。心不全患者さんは人口の高齢化や疾患構造の変化、救急医療の救命率の向上などにより、年々、増加傾向にあります。そして、今後も増え続けることが予想されています。
当院が所在する日南・串間医療圏は、宮崎県内でも高齢化率が高く、心不全患者さんは多いと思われます。慢性心不全看護認定看護師の役割として、心不全患者さんの病気の状態に応じた生活調整や、心不全を悪化させる要因の評価やモニタリングといった役割があります。心不全患者さんは、日常生活において食事や活動など、制限を強いられる場合があります。そのような状況の中で、病気と上手く折り合いをつけながら、その人らしく生活するためのお手伝いをさせていただきます。また、循環器看護における看護師一人ひとりの看護実践能力の向上を目指して、院内の教育活動も充実させたいと考えています。
- 皮膚・排泄ケア認定看護師
-
山下 嗣美(2010年資格習得)
皮膚・排泄ケア認定看護師とは褥瘡(床ずれ)のケアやストーマ(人工肛門・人工膀胱)のケア、便・尿失禁の排泄管理などを専門とする看護師です。
院内における褥瘡予防対策の徹底を図るとともに、褥瘡を保有する患者に良質なケアを提供できるように活動しています。医師・看護師・栄養士・薬剤師で構成された褥瘡対策チームとともに週1回の褥瘡回診を行い、それぞれの専門的視点から総合的に患者の状態を把握し、治療・ケアへと繋げています。
また、ストーマを造られる方が安心して手術を受けられるように、手術前のイメージ作りやストーマ位置決め、手術後の装具選択・セルフケア指導などを病棟スタッフと協力しながら行っています。ストーマ外来では、退院後のセルフケアや日常生活の不安、ストーマ合併症などの相談対応を実施しています。排泄管理においては、排泄物が原因でおこる皮膚トラブルへの相談対応を主に行っています。
また、研修会等を計画的に企画・開催し、質の高い看護実践に向けたスタッフ教育にも関わっています。多職種による褥瘡回診
ストーマ患者交流会の様子
研修会の様子
- 救急看護認定看護師
-
森木 良(2011年取得)
救急看護とは「突発的な外傷、急性疾患、慢性疾患の急性増悪などのさまざまな状況によって、救急処置が必要な対象に実施される看護活動」です。救急処置を中心とした看護実践で、場所、疾患、臓器、対象の発達段階、診療科、重症度を問うことなく対応します。
現在は病棟で勤務しながら、急な疾患・外傷を患った方々の看護を展開しています。また、病院職員が急変時対応や急変を予測できるように教育も行っています。
地域の方々とも連携し、様々な研修を通して救命技術や災害看護の普及に努めています。救急看護セミナーの様子
救急看護セミナーの様子
災害訓練時の様子
- がん化学療法看護認定看護師
-
津曲 竜一(2011年資格取得)
がんは、国民の2人に1人はかかる「国民病」といわれています。がん治療のなかでも、がん化学療法はめざましく進歩し、がん免疫チェックポイント阻害薬・分子標的薬・殺細胞性抗癌薬と多様化しており、看護師にも専門的な知識に基づく判断が求められるようになってきています。
がん化学療法看護認定看護師は医師・薬剤師・病棟、外来看護師と協働しながら、患者さんが安心して治療を続けられるように支援していく役割を担っています。がん治療を受けている患者さんが「そうなのか」「そういうことか」と納得でき、前向きにその人らしく生活できるよう支援していきたいと考えています。外来化学療法室での投与管理、ポンプ作動の確認・確認!!
外科Drの回診に参加、チーム医療の推進に努めています
県南地域のがん治療に携わる看護師を対象とした勉強会の開催